ベンツに起こる様々なエンジントラブルの種類と対応
「エンジントラブル」と聞くとドキッとすると思いますが、
しっかり異変に気がつくことができれば、
必ずしも大きなトラブルに繋がるというわけではありません。
主なエンジントラブルをご紹介します。
エンジン警告灯のランプが点灯する
エンジン警告灯はエンジンの各部に付いているセンサーからの異常をとらえ、運転席のメーターパネルに警告ランプが点灯する仕組みとなっています。
ということは、エンジン警告灯が点灯すると、エンジンに何らかの異常を抱えている状態といえます。
とはいえ、そのトラブルが電気的なものなのか?機械的なものなのか?といった判断は「テスター」という専用機械で診断しないとわかりません。
ごく稀にセンサーの誤作動ということもありえますが、警告灯が点灯したままの状態であれば、ほぼ確実にどこかでトラブルが発生していると考えられているため、すぐに最寄りのディーラーもしくは修理工場に連絡しましょう。
エンジンがかからない
エンジンがかからない原因のなかでも、以下の2パターンに分けられます。
1.エンジンキーを回してもセルモーターが回らない→バッテリーの問題、もしくは電子キーが認識されないということが考えられます。
2.エンジンキーを回すとセルモーターは回る状態→エンジンに付属している燃料系、点火系の部品に問題を抱えている場合があります。
いずれにせよ、エンジンが動かないので修理業者に連絡しましょう。
エンジンが止まる(エンストする)
エンジンが突然停止する症状の原因には、電気系のトラブルなど、エンジンに火が飛ばなくなったことが考えられます。
一方で、エンジンが徐々に停止するという症状の場合、主に燃料系のトラブルとなり、エンジンに燃料を送ることができない状態ということが考えられます。
エンジンから異音がする
異音は車が発する叫び声といってもよいでしょう。異音は大きく3つに分けられます。
1.「シュー」と空気が抜けるような音→ホースなどからエアが漏れている。
2.「キュルキュル、カラカラ」という軽い音→エンジン内のベルトが亀裂、劣化、摩耗している。
3.「ガラガラ」と甲高い音→ベアリングが破損している。
放っておくとエンジンが破損してしまうため、なるべく早く整備工場に持ち込み点検してもらいましょう。
そのほかに「カンカン、キンキン」といった金属音がしている場合は、エンジンがオーバーヒートしている可能性があります。その場合は、なるべく早く停車しエンジンを切らずにアイドリングしたままの状態でロードサービスに連絡し、救援を依頼しましょう。
オイルが漏れる
車の下を見ると、地面に黒いシミが点々と見えることがあります。エンジンのどこかでオイルが漏れているということが考えられます。オイルが漏れる原因として考えられるのが「ゴムの劣化」。
そのまま放っておくと、エンジン内のオイルが無くなり、エンジンを焼きつかせてしまうことも考えられます。
最悪の場合、漏れたオイルに引火すると車両火災を引き起こしてしまうこともあります。対応として、
・減った分のオイルを足す
・オイル漏れ止め剤を使う
という方法がありますが、あくまで応急処置のため、なるべく早く修理工場に修理をお願いしましょう。
水漏れがする
主にラジエーターホースからの水漏れ、もしくはラジエーターに穴が開くことが考えられます。そのまま放っておくと水が無くなり、エンジンをオーバーヒートさせてしまう可能性があるため、減ってしまった水を足すといった応急処置をおこない、すぐに修理をお願いしましょう。
アクセルペダルセンサーの故障
アクセルを踏み込んでも反応が無い、またはアクセルを踏み込むと加速がもたつくといった症状の場合、アクセルペダルセンサーの故障が考えられます。主な原因はセンサー部分の基板の断線。修理工場で新品の部品と交換してもらいましょう。
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