こんにちは!ケーズファクトリーの前田です。

 
正月明けにご入庫いただいた、I様のベンツW212 E250の修理が完了しご納車させて頂きました。
 
I様 ご入庫頂きまして、ありがとうございました。
 
 
 
今回の故障内容は次の通りです。

エンジンの右横から冷却水(クーラント)の漏れ

と言う事で、さっそく点検!
 
 
見た目は何ともないようですね。
 
 
布で巻かれたメッシュホースの下側に何やら怪しいものを発見
 
 
有りました! ヒーターに向かうバイパスパイプからクーラントが漏れてます。
 
部品番号も書いてあるので、さっそく発注しパイプの交換となります。
 
取り外しは、簡単に見えて結構大変でした。
 
インテークパイプを外し、パワステオイルのタンクをずらして行かないと、パイプを止めている
ボルトが外れません。
 
交換後、すべて元通りに戻して、LLC注入→エア抜き→漏れ点検
と文字にすると2秒ですが、時間のかかる作業でした。
 
外した部品はこれ↓
 
 
 
 

クーラント漏れ修理後の感想

 
 
コチラのE250 走行距離が85000Kmでしたので、経年劣化でしょうか?
 
プラスチック樹脂の部品は、他の部品にも使用されていますので、
 
これから先、同じように破損することが予想されますね!
 
 
一昔前は、金属製(スチール又はアルミ)で作られていたのですが、
 
ここ数年プラスチック樹脂のパイプが多くなってきたような気がしますね。
 
 
ラジエター、サブタンク、ヒーターのパイプ、サーモスタットハウジングなど
 
プラスチック樹脂がエンジンの高温にどれだけ耐えられるのかが心配です。
 
 
高温にさらされたプラスチック樹脂の部品が変質して破損・故障につながりますので
 
エンジンルームの部品をやたらと触ったりすると壊れてしまいます。
 
ある一定の年数や、走行距離が来たら、壊れていなくても交換するのが良いですね
 
 
高速道路でオーバーヒートして何時間も立ち往生することを考えると、
 
予防整備が必要だと思います。
 
 
 
それでは、次のブログでお会いしましょう!!
 

 
 
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