こんにちは!ケーズファクトリーの前田です。

 
本日は、メルセデスベンツのエンジンオイルの漏れについて
お話していこうと思います。
 
距離にして5~6万キロ、年数でも5~6年経過するとエンジンオイルの
漏れが発生してきます。
 
これは、普通に国産・輸入車問わずに起こり得ることです。
予防方法もありますが、後程記載したいと思います。
 
M112エンジンオイル漏れ
こちらの画像は、ベンツの112型エンジンになりますが、V6エンジンです。
 
タペットカバーの上がオイルで濡れているのがお判りでしょうか?
画像には映っていませんが、エキゾーストマニホールドにも、
エンジンオイルが垂れて焦げていました。
 
このエンジンのオイル漏れを修理する方法は、タペットカバーを取り外し
パッキンを交換します。ブローバイケース部分と2分割に分かれますので、
分解して、きれいに掃除をした後に、液体パッキンでシーリング修理となります。
この作業が結構時間のかかる作業で、ちょっと大変です。
これを左右同時に行います。
 
 
修理後の画像はこちらです ↓
 
 
これで、タペットカバーからのオイル漏れは無くなります。
 
さらによく見ると ・・・・・
 
 
オイルフィルタータンクとクーラーの合わせ目からもオイルがにじんでいました。
この漏れを見逃すと、後々大変な事になります。
 
タンクの下に、ファンベルトが通っていますが、漏れ出したエンジンオイルが
ファンベルトにかかり、テンショナー部分で滑って外れてしまいます。
そうなると、走行不能状態に陥ります。
 
こういう事例が、年間数台レッカーで運び込まれてきます。
 
そうなった場合、被害がもっと深刻になり、修理費用も莫大になります。
 
定期的に点検を実施していれば、そういう事にはなりませんので、
年に1度でも点検を受けていれば、安心です。
 
エンジンオイル交換でご入庫した時でも軽く点検は出来ますので、
オイル交換の時期が来ている時は、お声掛け頂ければ、未然に防げます。
 
オイル漏れを防ぐ方法として、オイル漏れ防止の添加剤があります。
オイル交換の2~3回に一度注入するだけで、オイル漏れを格段に防ぐ事が可能です。
 
 
車検・定期点検・エンジンオイル交換なども、ケーズファクトリーにお任せください。
 
それでは、次のブログをお楽しみに!
 
 
 
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