
車のオーナーであると必ず聞く言葉が、「車検」というキーワード。
公道を安全に走行する上で欠かすことができない車の点検ですが、
- 車検ってどういうものなのかよくわからない…
- 実際にはどんなことをしているの?
という疑問も多いかと思います。 そこで、「車検とはどういうものなのか」といった説明から、 「実際に車検を受ける際の流れ」をご紹介します。
INSPECTION 車検について
FLOW
車検の流れでは、実際に車検を受ける流れをご紹介します。
- 車検前の手続き
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車検を受けようとする際は、以下の順で段取りをおこないましょう。
1. 見積りをとる(費用や整備が必要な整備を電話やインターネットで確認しておく)
2. 予約をする(日程の予約、台車の予約をする)
3. 入庫(必要な書類を持ち、決まった日程に車を持っていく
- 車検お預かり時に必要な書類と費用
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必要な書類と費用は以下の3種類となります。
- 車検証
- 自賠責保険証明書
- 自動車重量税+自賠責保険料+検査印紙代
自動車税を納付していない方は、自動車税本税と延滞金も必要です。各書類を紛失してしまうと、車検を受けることができないので事前に再発行してもらう必要がありますのでご注意を。
- 車検で点検する項目
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実際に点検する項目は全部で56項目ありますが、大まかな点検項目は以下の通りとなります。
1. 同一性の確認(書類と車が一致しているか)
2. 外廻りの検査(ライト、ワイパー、ホーンなど)
3. サイドスリップ検査(ホイールアライメントの検査など)
4. ブレーキ検査(ローラー上でタイヤを回し、ブレーキの効きを検査)
5. スピードメーター検査(スピードメーターの誤差の確認)
6. 排気ガス検査(排気ガスの成分の濃度を検査)
7. 下廻りの検査(サスペンション、マフラーなどの部品の取付け状態)正常に作動しない、または規約違反品の場合は修理、交換して再検査となります。
- 入庫日数はどれくらい?
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お車によってある程度違いますが、入庫日数はだいたい2〜3日と思うのが良いでしょう。 ただし、不具合が見つかった、再検査といった場合は預ける日数が多少延びてしまいます。